公益財団法人みちのく未来基金[震災遺児に進学の夢を]
■2018年12月20日 【第7期決算報告】
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みちのく未来基金第7期(2017年10月1日~2018年9月30日)の決算がまとまりましたので、ご報告いたします。

1.収入について
第7期には、総額609,656,717円のご寄附をいただきました。
震災から7年が経過しておりますが、おかげさまでご寄附の件数は依然として増加しており、子どもたちへの奨学金給付を安定して行うことができております。
一般の皆様からのご寄附は、全て奨学金(入学金、授業料等の学費)給付のみに使用しており、その他の目的には使用しておりません。
なお寄附金のうち、スタッフ派遣企業4社(ロート製薬、カルビー、カゴメ、エバラ食品工業)からの寄附金は95,000,000円です。

2.支出について
総額で392,830,900円を支出いたしました。
奨学金の給付は345,642,612円で、在籍生の人数増、4年制大学への進学者増、被災者学費減免制度の減少等から、昨年と比較して約1,400万円増加いたしました。奨学生交流費(集い費用等)10,279,876円、管理費は34,105,419円でした。
費用は全体として昨年より増加しておりますが、主な要因は基金の在籍生や将来の奨学生の増加、および直接雇用者に係る費用増加によるものです。
奨学金給付費用を除く事業費(奨学生交流費等)および管理費は、全てスタッフ派遣企業4社からの寄附で賄っており、一般の皆様からの寄附金は用いておりません。

3.次期繰越及び今後の運営について
次期繰越金(現金)は1,940,657,036円となりました。
次年度の進学希望者は2018年12月末時点で95名となっており、第2期生~第8期生までをあわせて最大で340名の奨学金が必要となるため、奨学金給付費用として3億8,000万円を予定しております。

厚生労働省の震災遺児・孤児の情報や、これまでの進学実績等を踏まえ、約25年を予定している奨学金の支援者数は約1,400名で、
給付金総額はこれまでの試算を上回る約48億円になることが見込まれます。今後とも皆様からのお力添えのほど、よろしくお願いいたします。

※決算報告の詳細につきましては こちら をクリックしてご確認ください。



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