2015年12月24日
【第4期決算報告】
 
 
みちのく未来基金第4期(2014年10月~2015年9月)の決算がまとまりましたので、収支報告をさせていただきます。

1.収入について

第4期には、総額590,406,578円のご寄附をいただきました。
一般の皆様(個人、法人、団体の皆様)から500,406,578円のご寄附を賜りました。
震災から4年が経過しておりますが年々ご寄附の件数は増加しており、子どもたちへの奨学金給付を安定して行うことができております。
一般の皆様からのご寄附は、全て奨学金(入学金、授業料等の学費)給付のみに使用しており、その他の目的には使用しておりません。
なお、スタッフ派遣企業4社(ロート製薬、カルビー、カゴメ、エバラ食品工業)からの寄附金は90,000,000円です。


2.支出について

総額で334,416,556円を支出いたしました。
奨学金の給付は307,457,759円で、在籍生の人数が増えたことで昨年と比較して約5,300万円増加いたしました。
奨学生交流費(集い等)は6,496,441円でした。同じ境遇である奨学生同士の交流が盛んになってきており、同期生だけでなく先輩後輩の絆も生まれています。
費用は全体として昨年より増加しておりますが、主な要因は基金の在籍生増加によるものです。
奨学金給付を除く奨学生交流費・奨学金事業費は、全てスタッフ派遣企業からの寄附を充当しており、一般の皆様からの寄附金は用いておりません。



3.次期繰越及び今後の運営について

次期繰越金(現金)は1,266,708,156円となりました。
次年度の進学希望者は2015年12月時点で105名となっており、第1期生~第4期生とあわせ約340名の奨学金が必要となるため、奨学金給付費用として約3億8,000万円を予定しております。

東日本大震災で親を亡くした子どもは全国で1,700名以上おり、奨学給付金として25年間で総額約40億円の資金が必要と見込んでおります。
今後とも多くの皆様からのお力添えのほど、よろしくお願いいたします。

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