2019年12月17日
第8期決算報告

 みちのく未来基金第8期(2018年10月1日~2019年9月30日)の決算がまとまりましたので、ご報告いたします。

1.収入について
第8期には、総額488,043,524円のご寄附をいただきました。
震災から8年が経過しておりますが、おかげさまで依然として多くの方からのご寄附を頂戴しており、子どもたちへの奨学金給付を安定して行うことができております。
一般の皆様からのご寄附は、全て奨学金(入学金、授業料等の学費)給付のみに使用しており、その他の目的には使用しておりません。
なお寄附金のうち、スタッフ派遣企業4社(ロート製薬、カルビー、カゴメ、エバラ食品工業)からの寄附金は65,000,000円です。

2.支出について
総額で385,999,423円を支出いたしました。
奨学金の給付は331,118,227円で、昨年と比較して約1,400万円減少いたしました。
奨学生交流費(集い費用等)支出は14,963,379円、管理費支出は39,917,817円でした。
奨学金給付費用を除く事業費(奨学生交流費等)および管理費は、全てスタッフ派遣企業4社からの寄附で賄っており、一般の皆様からの寄附金は用いておりません。

3.期末残高及び今後の運営について
指定正味財産期末残高は2,047,503,770円となりました。
次年度の進学希望者は2019年12月末時点で99名となっており、第3期生~第9期生までをあわせて最大で320名の奨学金が必要となるため、奨学金給付費用として約3億4,000万円を予定しております。

厚生労働省の震災遺児・孤児の情報や、これまでの進学実績等を踏まえ、約25年を予定している奨学金の支援者数は約1,400名で、給付金総額は約48億円になることが見込まれます。
今後とも皆様からのお力添えのほど、よろしくお願いいたします。

※決算報告の詳細につきましては こちら をクリックしてご確認ください。
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