【ご寄附についての御礼と終了のお願い】
皆様のご支援のおかげで、基金発足から2022年4月までに1,044名の子どもたちの進学を支援することができました。
当基金が支援する震災遺児の総数は約1,350名と想定しており、約25年間の給付総額は約44億円になると見込んでおります。
このうち、2011年から2021年までの10年間に給付した額は約28億円で、今後必要な給付予定額は約16億円と試算しております。
一方、基金のウェブサイトで開示しておりますとおり、2021年9月末の奨学金給付指定寄附金の残高は約17億円となっており、既に今後給付予定の試算額に達しております。
当基金は公益財団法人の認定を受けており、活動終了時に奨学金給付指定寄附金の残高があった場合でも、その残高を他の使途に使用することはできない状況にあります。
かような現状を踏まえ、新規のご寄附については2021年2月20日をもって受付を終了させていただきましたが、
上記の状況に鑑み、2023年9月30日をもちまして全ての奨学金指定寄附金の受付を終了させていただきたく存じます。
設立時には想像もできなかったような短期間で子どもたちの夢や希望を実現するための奨学金が用意できましたことに、心より感謝申し上げます。
2023年10月以降は「みちのく未来基金運営費用」としてのみ、ご寄附の受付をさせていただきます。
これは毎年の「集い」を始めとしたイベント開催費や、事務所の賃借料・人件費等に充てさせていただく費用となります。
運営費としてのご寄附をご検討の場合は、基金事務局までお問い合わせください。
これまでのご支援に改めて感謝申し上げますとともに、今後ともみちのく生を温かく見守っていただきますよう、お願い申し上げます。
|